寿司ピザとは

寿司ピザとは

始めはお店の”まかない”でした

開店当初から皆様に愛され、当店を支えてきた「寿司PIZZA」ですが、構想はちょっとしたアイデアから生まれました。

店主が修行していた当時の話ですが、「まかない」が修行していたお店で出ていました。

もちろん、その「まかない」はお店の残り物、あるいはお客様にご提供することはできないであろうネタの端材を利用して作っていました。

厳しい修行環境の中の一息つける少ない時間。 何とか有意義に、そしておいしい「まかない」を作って楽しもうと考えていました。
とはいえ、修行を行っているお店も由緒正しき「お寿司屋さん」です。
使える食材も限られています。そんな時に無性に「PIZZA」が食べたくなり考え付いたのがこのメニューです。

その時の悩みは、PIZZA生地でした。
小麦粉持ってきて生地を作る時間もなかったので、悩みぬいた末、「酢飯」を使うことを思い立ったのです。

これがなんとも『いけること』!その時に店主は、「独立したら是非メニューに加えよう」と誓ったのでした。


店舗メニュー化への壁

時は流れ、一人前になった店主も独立の時を迎えます。
ここで、かねてから構想を練っていた「寿司PIZZA」の「店舗メニュー化」を実践します。
『PIZZAにのせるネタは寿司でも使える新鮮なものを!』
『PIZZA生地もしっかり焼いて香ばしく!』 と、さらに「寿司PIZZA」がグレードアップしそうな改良を加えますが・・・なかなか上手くいきません。
なぜか出来上がった「寿司PIZZA」がこんがりと香ばしく焼きあがってくれないのです。理由を突き詰めていくに当たり、一つの理由に当たりました。
「ネタが新鮮だから、水分が多いんだ・・・。」
まかないで作っていた時は、時間がたって鮮度が落ちた到底お客様にお出しできない食材を使っていたので、そのような事態にはならなかったのです。
しかし、お客様へ店舗メニューとして出す以上そのような食材は決してお客様に出せません。
「何とか新鮮なネタを使い、香ばしい寿司PIZZA としてお客様にも楽しんで頂きたい」 その試行錯誤が始まりました。
そしてその願いを叶える一つの方法を思いつくのです。


次第に看板メニューへと

その、新「寿司PIZZA」の出来は、お客様の皆様にも大変喜んでいただく事が出来ました。

何よりうれしかった事が2つあり、
・お寿司をあまり好まれない子供様にも喜んで食べて頂けた事
・PIZZAはあまり好まれないご年配の方にも喜んで食べて
 頂けた事

この2点は、寿司職人としてだけで無く、おいしいお料理を喜んで食べていただきたい「料理人」として非常にうれしいことでした。
この事が、当店の看板メニューとして創業以来愛される理由なのかな・・・、と感じる昨今です。


実用新案登録への道

試行錯誤を重ね、素材の使い方にもこだわった「寿司PIZZA」は想像以上の出来上がりとおいしさを持ったメニューへと変貌しました。
お客様に召し上がっていただけた時も、「驚き」の後の「笑顔」が店主の喜びでした。
そんな中、お客様より一言いただくのです。「こんな出来のいい斬新なメニューなら、本当の『まとい寿し』の代表メニューにしてみたらどう?」 詳しくお伺いすると、調理法や斬新なメニューには「実用新案」という権利を特許庁へ申請し、『他店が真似できないメニュー』として登録をする事が出来るとの事でした。
ただ、その申請の基準は厳しく、安易なものであれば他の皆様の創造性を制限してしまう事にもなりかねません。「本当にオリジナリティが認められるか」がポイントになるのです。
「ただの一介の寿司職人の私が考え付いたようなメニューがそんな・・・」と考えましたが、元来チャレンジ精神が旺盛な店主。
「まぁ、駄目でもともと・・・」 と申請をしてみた所、見事「実用新案」を頂く事が出来たのです。
今となっては「寿司PIZZA」は、女性誌をはじめ、雑誌やテレビに幾度となく取り上げて頂いています。
店主の苦労と好奇心、そして努力の結晶である『寿司PIZZA』をどうぞご賞味下さい。


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